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オスミノムシ(ミノムシになったシリーズ)

2017 / ミキサー、灰、石板 / W100 D100 H40 cm (煙を除く)

雌の身体機能に対し、雄のミノムシは羽や脚は持つもののやはり口が退化しており十分な栄養補給が叶わず、交尾をした時点で力を使い果たして死んでしまう。  この作品シリーズ「ミノムシになった」において、私は静的かつ熱を生む機械を雌、動的な動きを伴う機械を雄と定義している。ここではミキサーは雄のミノムシを示しており、そして、前回の作品《石の臍》と同様に石を遺伝子として使用していることに加えて、写真、本、新聞など「情報の詰まった紙類を燃やしたその灰」も遺伝子の暗喩として取り扱っている。  敷いた石板の上にミキサーを置き、ミキサーの稼働によって中に入っている灰が蓋に空いた穴から吹き出し、石板の上に降り注ぐ。


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